診療内容
一般内科
漢方薬処方
■一般内科、総合診療

内科領域を幅広くみさせていただいています。かぜ,胃腸炎などはもちろん,気になる症状がある,健康診断で異常を指摘されたなど何でも遠慮なく御相談下さい。
大きな病院では総合診療科という外来が設けられるようになりました。まず総合診療科を受診し、必要に応じて専門の診療科へ回るというシステムになってきています。クリニックで総合診療科を標榜することは認められていませんが、「総合診療科のつもり」で幅広く対応させていただいております。

「カゼ」いろいろ

ひとくちに「カゼ」といっても症状はいろいろですよね。
くしゃみ,鼻水,鼻づまり、これらは急性鼻炎の症状で、鼻アレルギーとまぎらわしいこともあります。膿性の鼻汁が出るようになったら急性副鼻腔炎を起こしてしまっているかもしれません。
のどがイガイガする,痛いという症状があってのど全体が赤くなっていれば急性咽頭炎,扁桃腺が大きくなっていれば急性扁桃炎です。声が嗄れて出にくいということもありますね。これは気管の入り口あたりに炎症がある時に起きる症状で急性喉頭炎といいます。炎症の範囲によって急性咽扁桃炎,急性咽喉頭炎といったりすることもあります。
咳はのどの刺激でも出ますが痰を伴う場合は急性気管支炎を起こしてしまったかもしれません。
以上のような気道(空気の通り道)の症状に加えて発熱,だるい,食欲がない,頭痛,筋肉痛,関節痛,下痢などの症状をともなうことも多いですね。

治療の基本は症状を薬でやわらげながら治るのを待つということです。それで薬をもらう時に「これは鼻水の薬,のどの薬,咳の薬,痰の薬」と説明されるわけです。膿性の鼻汁や痰が出たり扁桃腺が腫れている時は細菌が悪さしていることが多いので抗生物質を使います。カゼの原因のほとんどはウイルスですが,インフルエンザを除けば,カゼのウイルス用の薬はありません。しかし漢方薬やある種の抗生物質の中には,ウイルスに対抗する力を高める作用が認められるものがあります。
熱はウイルスや細菌と戦うための防衛反応という意味があるのでむやみに下げないほうがよいのですが,高熱でつらい場合は軽く下げざるをえないでしょう。カゼに使う漢方薬は逆に体を暖める作用があるものが多いようです。
「水分と栄養を摂って,よく休んでください。」と言われますよね。でも食欲が無かったり,ましてや一人暮らしだったりするとまともに食べないでしまうことも多いでしょう。また仕事が忙しくどうしても頑張らなくてはいけないという現実があったりします。そういう時は点滴がお勧めです。
カゼがなかなか抜けないということがありますね。体力が落ちていて回復力が不十分なのかもしれません。このような時は補剤と呼ばれる漢方薬を試してみるのもよいでしょう。

「カゼ」いろいろ,ひとりひとり治療も微妙に違ってきます。